ノウハウ

完璧主義はコスパが悪い

ノウハウ

自分は完璧主義的な気質を持った人間です。
そんな私がこれまでを振り返って思う結論はこれ。

完璧主義で良いことない

何故、完璧主義が良くないのか
自らの経験談も含めて解説していきます。

完璧主義のデメリット

まず結論からいうと

完璧主義のデメリット
  1. 結論を出すまでに時間が掛かる
  2. 失敗すると落ち込む
  3. 新しい事に挑戦できない

1.結論を出すまでに時間がかかる

多分、同じタイプの方は良く分かって頂けると思いますが
完全に道筋が見えるまで決められません。
どこか落ち度はないか、他にいい選択肢はないか
常に頭に過ってしまいます。

これによって良く陥る状況が、「機を逸する」という

事態です。本当に良くこんな事になります。
例えば、ECで何か買おうとして
迷っているうちに在庫がなくなるとか。

これによって失っているのは、その買いたかった
商品だけではなく時間です。迷っている時間は
何も生みません。

2.失敗すると落ち込む
これが本当にキツイ。それまで考えに

考えて行動に移しているので、それが
失敗になった時の精神的ダメージが必要
以上のものとなってしまいます。

この精神的ダメージはその事象だけではなく
他の事柄にも悪影響を及ぼします。人は
感情の生き物なので、精神的なコンディションが
悪いとパフォーマンスが極端に落ちてしまいます。

3.新しいことに挑戦できない
常に失敗を意識しているので、新しい事柄は
当然前例がなく、リスクが多いようにみえるので
容易に飛びつく事ができない。これに可能性が
あると頭では理解できていても、この完璧主義が
足を引っ張り、後続にチャンスを奪われてしまいます。

完璧主義を変えようと思った理由

完璧主義の反対は、私は行動主義だと思っています。
この考え方をもっている人のメリットは上記で述べた
デメリットの反対です。

行動主義のメリット
  1. 直ぐに結論を出せる
  2. 失敗しても落ち込まない
  3. 新しい事に挑戦できる

頭では分かっていたのですが、これが実際に行動に出来ない
のが完璧主義の悪いところです。そんな私が変わったのには
きっかけがあります。(今でもその悪癖は若干ありますが)

現在の副業のパートナーでもある私の幼馴染が私に変わる
チャンスをくれました。

彼とは幼稚園からの付き合いで、中学校までは同じ
学校に通っていました。高校・大学と全く違う道に
進んだのですが、土日は必ず遊ぶような間柄です。
その彼が私が社会人として数年経った頃、予てより
好きだったラーメンで起業したのです。

特にどこかで修行したわけでもなく、調理学校に通った
わけでもないので料理の基礎もありません。そんな中、
勇敢にも「好きだから」の理由で挑戦したのです。
経営的な知識もなく、ただ商品開発だけに没頭する彼に
当時の私はビジネスの基本や知見をあたかも正解のように
話していました。尽く、それとは反する行動で突き進んだ
彼に正直大丈夫かと思っていました。

ですが、最終的に間違っていたのは私です。
彼の挑戦の毎日は、逆に顧客の心を掴み、
今では行列の出来るお店に成り上がらせました。
今の知見で分析すると、彼はビジネスの定石を無視した
原価を無視するとか、商品を朝令暮改で変えるなど、
通常では考えられない行動でしたが、これは差別化や
マーケティングの観点で正しい、スタートアップの
闘いでした。

私はこの状況を傍らで目の当たりにして考えが
一変しました。目に見えているものが全てではない、
必ずどんなに準備や点検をしても盲点がある。
人間なのだから。その中で、失敗を恐れているのに
何の意味があるのだろうかと。

人間は、完璧ではない。だから、完璧を目指すのは
正解ではないと考えが変わったのです。結局概念的には
変わっていないのではとは思いますが、行動主義的な
人間に変化したのは事実です。

※当時の話は別途機会がある時に記事にしたいと思います。

行動して失敗した方が為になる

こうして、行動主義的になった私ですが
それからの自らの経験から来る結論ですが
失敗した方が為になるです。

本やインターネットから知見を沢山得ても
結局は自分で試したものしか血肉となって
体には入ってきません。頭で分かっても、
心で理解しないと人は学ばないのです。

更にいうと、完璧主義側の裏の自分がいうには
失敗をコントロールして、その想定範囲を
考慮に入れてしまえばどうということはないとの
事です。その失敗ですら、この様に記事にして
プラスに利用してあげれば、無駄なものなどないのです。

如何でしょうか。少しは私の失敗も
皆さんの役に立ちましたでしょうか。
人生を豊かにするという観点でも挑戦は大事です。
一緒に頑張りましょう。

それではまた、よろしくお願いします。

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