MINI COOPERは、良く映画や漫画で出てくる様な車なので、外車の中でも知名度のある車かと思います。また、そのコンセプトやビジュアルから「オシャレ」車とのイメージが強いです。その為か、若年層からも支持されている車の一つです。しかし、問題なのは外車である事。
①外車ゆえに車体価格が高い。
②維持費が高い。
上記のイメージがあるので、手を出せない人もいるでしょう。分かります。自分もその一人でしたから。
そこで憧れという欲望に駆られ、購入に至った私の体験をシェアし、②の方で迷っている方の後押しが出来ればと思っています。今回は一例として
ワイパーゴムの交換方法
の予算感の説明と、自分で行った時にどこまで維持費を抑えられるか解説したいと思います。具体的な施工方法もあわせて説明します。
ワイパー交換の予算
車の消耗品の一つとして、ワイパー交換があります。頻度としては、ゴムは半年、ブレードは1年と言われているので、車を業者やディラーに見せれば交換を勧められる事が多い部品になります。外車のワイパーは適合ゴムが少ないのもあり、ブレードごと交換が基本となりますので、頼めばブレード交換料金が発生する形になります。特に外車の施工となると経験している作業者も少ないとあって、工賃も国産車よりあがってしまいます。
純正品での交換であれば工賃を含めて凡そ17,000円程になると思います。
ちょっと、ブレードの交換だけでこれだけ取られるのはキツイ。ワイパーブレードもそんなに壊れる様なパーツでもないので、予算を抑えたいならゴムだけ交換、しかも自分で行うのをオススメします。作業の難易度は非常に低いので、心配ありません。
結論、自分でやれば1,000円程(部品代)で済みます
ゴム交換であればです。参考にブレードごとの交換であれば自分で行って凡そ5,000円程度で抑えられると思われます。
ワイパーゴム交換方法
市販で売っている適合ゴム
今回、私が交換に使ったゴムは以下です。
メーカー:NWB
・DW45GN(運転手席側)
・DW48GN(助手席側)
こちらは、純正のワイパーについているゴムの同等品です。実際つけてみて全く問題はありませんでした。車あるあるですが、純正と言いながら汎用品を仕入れて使っている場合が多いので、純正と同じ部品を調べて、メーカーが汎用品として販売しているものを買うのが一番安心感がある選択になると思います。ちなみに、バッテリー交換も同じ方法で安く対応出来ました。機会があれば別途ご紹介します。
ワイパーブレードを外す
写真の様にブレードの真ん中あたりにある爪をあげて、根本方面に引き下げれば簡単に外れます。私は6年間乗って初めての交換だったので非常に爪が硬くなっており、手で上げるのが難しかったのでマイナスドライバーを使いました。無理に手であげるより、テコで上げた方がブレードも傷つかないので手間じゃなければドライバーを使う事をオススメします。また、この時の注意事項として、ブレードを外したワイパーはあげたままにしてはいけません。何かの弾みでワイパーが下がってフロントガラスを割るはめになります。必ず外した後のワイパーは、ガラスとの接触面をタオル等でカバーし、ゆっくり下げたうえで交換作業をしましょう。
ワイパーブレードからゴムを引き出す
ゴムの片方にくぼみがあって、そこにブレードの爪がハマって固定している仕組みになっています。単純にくぼみにハマっているだけなので、強めにゴムを引っ張れば取れます。その後は、順にガイドから抜いていけば完全にブレードからゴムを外す事が出来ます。
抜いたゴムから金具を抜き、新しいゴムにつける
ゴムの両サイドに変形を防ぐ為の金具がついていますので、これを旧ゴムから外して新ゴムに付け替えます。この時に、金具のせりが両方とも合うように気を付けましょう。
ガイドに通してブレードにはめる
抜いた時とは反対の順にガイドにゴムを通していき、ゴムの片側にあるくぼみにブレードの爪をはめます。
ワイパーブレードを元に戻す
抜いた時と逆に、U字になっているフックを下から上に向かってカチッと音がなるまで押し上げて、最後に爪を下げて完了です。
如何でしたでしょうか。最初は確認しながらだったので時間が掛かりましたが、特に車の構造に詳しくない私でも一度行えば5分以内には終わる程度の作業です。運転手席側を先に交換したのですが、後に行った助手席側は一瞬で出来ました。
維持費に懸念があれば、自分でやってしまえば良いだけです。是非、トライしてみてください。
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